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September 27, 2004

芸術の秋 「琳派 RIMPA」展

金,銀,黒,という色の組み合わせは,なぜかとても引き付けられてしまうものであると思います.(私だけ?ではないと思いますが...)国立近代美術館で観た「琳派 RIMPA」展(10/3まで)は,そういう意味で,豪華絢爛で圧倒されるものがありました.そして,日本の美術に興味はあれどさして詳しくはない私でも,わかりやすく楽しめました.至るとこに金が溢れて派手だけど,描かれている題材は四季折々の草花だったり生き物だったりで,全体としては落ち着きがあって情緒豊かな作品ばかり.江戸時代の作品は,襖絵であったり屏風絵であったりと,日常で使われていたであろうものに描かれていたのが印象に残りました.江戸時代の富裕な人々や大名や武家の方達は,こんな豪華なものを,毎日,観て,使っていたのかな.がんばって,日常に使われている姿を想像してみたけれど,せいぜい大名の部屋ぐらいしか思いつかなかった...しかし,なんて素敵な生活だろう.うらやましいというより羨望というか,なんというか...そういう日常的なもの(必ずしもありふれた存在ではなかったと思うが)であるほど,そしてそういう使われ方をしていであろう古い時代のものほど.作品の傷み具合が激しくなっていたような気がします.もちろん,単純に古いだけなのかもしれないけど.近代のものは美術品という感じで,きちんと保存されているから傷みも少ないのでしょうか.豪華な作品を美術品として崇め奉るのではなく,身近な存在として使っていたということに,ああ江戸時代は豊かな時代だったのだなあ,などと勝手に想像して感じ入っていました.

最近は,江戸時代の小説を好んで読んでいるけれど,私のなかでは江戸は遠いイメージでした.自分の世界と連続している気があまりしません.けど,今回の美術展で,江戸時代の作品でも色が綺麗で輝いていて,まだそんなに昔の話じゃないんだ,と(勝手に)実感しました.しかるべき保存方法をとれば,まだ色がくすんだり傷んだりはしないような,まだ近い存在なんだ,と(勝手に)思い,なんだか嬉しくなりました.あーまだ繋がってるかも,って.時代小説は好きなんだけど,細かいところをうまく想像できなかったりするのがもどかしい.もとどりを掴んで,とか,着流しでかっこよく,とか思い描けますか?私はまだまだ,です.もっと勉強したいなあと思い,最近では時代劇をよく観ています.けど,私でも,んーあれはおかしい気がするな,ということもたまにありますが...今度,江戸東京博物館をじっくり探検してこようと思っています.図書室もあるみたいだしね.いい資料があるといいな.

「琳派 RIMPA」展のテーマのひとつとして,琳派的なもの=RIMPAがあげられています.観終わったあと,自分では,RIMPA=金色&繰り返されるモチーフ&平面的な描写,なのかなと思いました.しばらくの間,日常のこまごましたものに琳派的なもの=RIMPAを発見するのがマイブーム(もしかして死語!?)になりそうな予感.

芸術の秋だからというわけでもないですが,この秋は美術館めぐりをたくさんしようと思います.
今のところの候補(我ながら,無節操というか統一感がないというか..気のむくままだな)
江戸東京博物館
国立西洋美術館マティス展(12/12/まで)
Bunkamura the Museumニューヨーク グッゲンハイム展
↑これはもう行きました.そのうちにまとめるつもり.

個々の作品について触れたいのだけど,絵がないことにはな.
そのうちまとめて載せてみようなかな.
今回は,とりあえず,このへんで...

トラックバック,使ってみました.
はじめてで,すこし,どきどきするなあ...
長過ぎますね,文章.

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